

赤ちゃんに与えるミルク量の目安~月齢別
月齢毎のミルク量の目安
生後1ヶ月まで
生後0日目・・・10ml/回
生後1日目・・・20ml/回
1日あたり10mlずつ増やしていき、生後7日目には80ml/回ぐらいの量が目安です。生後8日目~生後1ヶ月にかけて80ml~120ml/回へ少しずつ増やして行きましょう。
生後1~3ヶ月まで
ミルク量:120~160ml
時間:3~4時間毎
回数:1日6回
基本的には、欲しがるだけ与えても良いですが、生後1~3ヶ月目までは自分で飲む量を調整できないので、機嫌取りのためにミルクをあげすぎると吐き戻してしまうこともありますので、赤ちゃんの様子も観察しながらミルクを与えましょう。
生後3~5ヶ月まで
ミルク量:160~200ml
時間:4~5時間毎
回数:1日5~6回
この時期には自己主張をしっかりとするようになり、ミルクの要求もわかりやすくなります。哺乳瓶で与えている場合には、目安量を超えてもすぐミルクを要求される場合は乳首のサイズが大きすぎて早飲みになっている可能性があります。哺乳瓶の乳首のサイズを小さくしてみるなど試して見ましょう。
生後5~12ヶ月まで
ミルク量:200~220ml
時間:5~6時間毎
回数:1日4~5回
この時期には離乳食も始まるので離乳食後は少し量を減らして140ml~200mlを目安にあげましょう。
与えるときのポイントと注意点
個々の成長や体質などにより、赤ちゃんのミルクを飲む量も異なるため、飲む時の様子を観察しながらミルクを与えることが一番大切です。体重が成長曲線状で増えてない、極端におしっこの回数が少なくなるなど、体調に変化がある場合はお医者さんに相談してください。
生後3ヶ月頃までは、赤ちゃんは自分でミルクの量を調整できません。目安のミルク量よりもミルクを欲しがる場合は、ミルク以外の原因の可能性もあるので、室温やオムツなど赤ちゃんが不快に思う原因がないか確認します。
ミルクの適量(目安)
成長に合わせミルクが適量となるように、10~15分程度で哺乳瓶の中のミルクを飲みきる程度の乳首のサイズを選びます。
ミルクを与える際の注意点
粉ミルクには微量ですが、下痢、発熱、食中毒等を引き起こす可能性がある菌が含まれることがあります。そのため、必ず70℃以上のお湯でミルクを溶かしてください。哺乳瓶は、しっかりと洗ったうえ、哺乳瓶用の消毒を行うことをおすすめします。また、菌の繁殖を防ぐため、作ってからすぐに飲ませなかったミルクや飲み残したミルクは処分し、新しく作り直してあげてください。
赤ちゃんの成長もミルクの量もそれぞれ個人差があります。思ったように飲まなかったり、逆にたくさん飲み過ぎたりする場合でも、過度に心配したり、ママが落ち込む必要もありません。しっかり赤ちゃんの様子を観察しながら、その子にあった育児をしていきましょう。
にかほ市の子育て支援
- にかほ市「ネウボラあのね」 妊娠期から子育て期にわたっては、様々な不安や心配ごとが沢山あるもの。妊娠中の心配事、子育ての悩みや不安などどんな些細な心配ごとでも気軽に話すことができます。担当の臨床心理士がじっくり、ゆっくりお話しを聞いてくれます。