

子どもの言葉遣いが気になる!原因と対処法
良くない言葉遣いをする理由
子どもが言葉を覚えるのは、主に周囲の人の言葉を真似ることから始まります。そのため、いちばん影響を受けるのは親やきょうだいなど家族が使う言葉遣いです。しかし、親が良くない言葉遣いをしていなくても、保育園や幼稚園など別のコミュニティーで関わる人から影響を受けることもありますし、テレビアニメなどでなんとなく聞いた言葉を悪気なく使っているだけの場合もあります。
わかりやすく言葉の置き換え
子どもが良くない言葉遣いを使った時、まずは「その言葉は使わないでほしい」ということを伝えましょう。そのうえで円滑なコミュニケーションのためにどんな言葉を使えばいいのか見本を見せながら教えます。
例えば、子どもがお友達におもちゃを持っていかれたときに「返せ!」と言ってしまったときに「返してと言おうね」と伝えるようなイメージです。なぜなら子どもに「ダメ!」や「そんな言葉遣いはやめて」とだけ伝えても、「じゃあどうすればいいか」が伝わらないと行動が変わりにくいからです。
アイメッセージで伝える
アイメッセージとは、I(アイ=私は)を主語にした伝え方で、「(私は)乱暴な言葉は聞きたくないよ」や「(私は)悲しいからやめてほしいな」のような言い方をするものです。アイメッセージで伝えることで、子どもを否定せずにしてほしいことを伝えられるのでオススメです。
そして、言ってほしい言葉遣いを子どもが実際にすることができた時は褒めることも大切です。望ましい言動がみられた時はチャンスと思って「できたね!」「嬉しいよ」など子どもを認める声かけをしてみてください。
良くない言葉遣いをしたときに注意する頻度よりも、望ましい言葉を使えた時に褒める頻度を高めることがポイントです。
にかほ市の子育て支援
- にかほ市の「地域子育て支援センター事業」 にかほ市内の各支援センターでは、育児中のパパママとお子さんの仲間づくりの場所を提供しています。季節に合わせたイベントを行ったり、育児相談を受け付けています。