パパとママ2人で育児をするための工夫

普段のあいさつから大切にする

育児をパパと一緒にしたいと思っているママに質問です。「パパと日々のコミュニケーションはとれていますか?」ここがまず最初のポイントになります。

まずは、日々のあいさつをすること。「おはよう」「お疲れさま」など、パパの顔を見てあいさつをすることで相手の存在をお互いに認め合い、家族として大切に思いやる気持ちが自然とうまれてきます。

そして、ひとりで悩む前に日頃から会話をする時間をつくってみてください。時には仕事で疲れているパパに優しい言葉をかけて話を聞いてあげることも大切です。その上で、育児のことや普段の生活の中での相談事をママからもしてみましょう。

毎日顔をみてあいさつすることで、お互いの様子が自然と伝わってくるようになりますよ。

育児を見える化する

なかなか伝わりづらいのが「育児の大変さ」。また、パパは仕事で子どもと接する時間が短い分、どんなことをママがしているかわからないはずです。それなら、育児を見える形でパパに伝えるのはどうでしょうか。育児の大変さが少しパパに伝われば、ママへの気持ちにも変化が出るかもしれません。

例えば、その日何時にミルクをあげたか紙に書いてパパが見えるところに貼っておくことで、パパにもママは子どもと今日、こんな風に家で過ごしていたんだなと、実際目にすることで伝わるようになります。

育児を目に見える形で伝えることでパパが育児に関心を持ちやすくなり、以前よりも育児に関わるように。更にパパに伝えることで、今まで一人で抱え込んでいた育児への気持ちが軽くなりますよ。

子どもの成長を共有する

あっという間に成長してしまうわが子の様子をパパも知りたいはずです。育児の大変さを伝えると同時に成長を見守る楽しさを伝えます。

子どものイヤイヤの真っ最中や、今日できるようになった嬉しい出来事などを写真や動画で残し、パパに見せます。長期で不在のパパには短く撮影したものなどを送ってあげてもいいですね。初めて話した言葉や、初めて立った瞬間など成長の喜びを共有することでパパの子育てへの意識に変化がうまれます。

気づかいを忘れないで

「ありがとう」がなくなると、次第に「当たり前」になっていきます。当たり前なことは何一つないはずなのに、当たり前になると寂しいですよね。そうならないために、小さなことでも相手のしたことに感謝を忘れないようにしましょう。また、慣れないパパの育児につい口をはさみたくなることがあるかもしれません。ですが、パパのやり方とママのやり方は違ってもいい。危ないと感じること以外は遠くから見守ってあげることも大切です。そうすることで、パパも次第に自信をもって育児に向き合えるようになるでしょう。

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