子どもがお片づけをしない時の効果的な声かけや対応

片付けがしやすくなる声かけ

子どもに片付けをしてほしい時、「片付けて」「片付けよう」などと声をかけていませんか。それが間違っているわけではありませんが、抽象的な言葉なため、子どもが理解しづらいかもしれません。片付けてほしいなら「これは○○に戻そうね」「これはもとにあった場所に戻してね」と、具体的に伝えてあげると片付けがしやすくなります。

子どもが片づけしやすくなる工夫

こまめに片付けの声掛けをする

ごはんの前や寝る前などにまとめてお片づけをさせようとしていませんか。まとめて片付けようとすると片付ける量が多くなり、子どもにとっても片付けのハードルが上がってしまいます。少しでも片付けやすく、片付けた達成感が味わえるよう、こまめに声掛けをしてみましょう。

遊ぶおもちゃの量を減らす

今遊んでいるおもちゃの量はちょうどよいですか?あまり遊んでいないおもちゃはありませんか?気づけばおもちゃが増えて、片付けるのが毎回大変なら、片付け以前におもちゃの量を見直してみるとよいかもしれません。そもそもの量が多くなければ、遊んでも片付ける量が減るので片付けも楽になります。

褒めることと、感謝すること

片付けができた後は子どもを褒めましょう。褒められたら嬉しいですし、片付けへのやる気が出ます。ただ、「えらいね!」「すごいね!」と褒めるだけでは、”ママに褒められるため”に片付けするようになってしまうかもしれません。そのように褒めるのが悪いことではありませんが、褒められるためではなく、自ら片付けようという気持ちで出来るようになれたらいいですよね。

そのためには、「片付けてくれたおかげで掃除がしやすいよ」「きれいになって気持ちがいいね」「片付けてくれてありがとう!助かったよ!」など、片付いたことでママが嬉しくなる気持ちや、感謝が伝わるような声掛けをして笑顔を見せてあげましょう。そうすると子どもは「ママの役に立てた!」と感じることができますし、それは自己肯定感にも繋がることでしょう。

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