子どものお風呂!一人で洗えるようになる工夫とは?!
子どもが理解できるまで繰り返す
一人で洗えるようになる目安
・シャンプーはこれだよ
・石鹸やボディソープはこれだよ
・体を洗うときはこのタオルを使おう
・お湯は使ったら止めよう
・シャワーは手に持たないでね
いっしょにお風呂に入りながら、この様な大人の指示を子どもが理解できるようになれば、一人で洗えるようになる準備は整っていると思います。
一人で洗えるよう工夫したこと
やってみたい!の気持ちが大事
まずは本人が「一人で洗ってみたい」と言い出したら一人洗い免許皆伝のゴールまで半分以上はきていると思っていいです!1人でやりたい気持ちをなるべくしぼませず、こちらも100点を目指さず75点くらいからで…いいか!という片目をつぶる姿勢でスタートするとくじけません。
口頭で教えるより姿を見てもらう
まずはパパやママが「ちょっと見ててね」と髪や体を洗う姿を子どもに見てもらうと良いでしょう。その後口頭説明では手順などは細かく伝えなくて大丈夫です。気を付けるポイントは以下の2点。
・シャンプーや石鹸で洗うよりお湯で流す時間を長くする(すすぎ残し防止)
・シャンプー、ボディソープは1プッシュが適量と教える
安全に洗える環境を整える
子ども用のシャンプーやボディソープを、子どもが座ってすぐ手の届く位置に整えましょう。その周りはできるだけ子ども用のもの以外は置かず、パパやママのシャンプーなどは上の方の棚へ。浴室用洗剤などは絶対に手の届かない場所に置いて下さい。
また、シャワーヘッドは固定したまま頭と体をすすぐようにしましょう。シャワーヘッドがとても重いことや、シャンプーでぬるぬるした手で滑ってシャワーを落としたら危ないという理由から、シャワーを持たなくても子どもが頭を流しやすい位置にシャワーヘッドを固定します。
できたときの声掛けの大切さ
成長を喜び合おう!
子どものできる!が増えることは喜ばしいことです。身体を洗っただけでほめても…と遠慮しがちですが、「できることがまた1つ増えたね!すごいね!」と素直な気持ちをシンプルに伝えるだけで、できたという達成感や、また一人で洗ってみようとやる気に繋がるため、できたときにその場で声をかけることはとても大切です。
明らかに洗えてない場合がどうする?
相手は子どもなので、どう頑張ってもやはり洗い残しやすすぎ残しがあります。それを「洗えてないよ」「できてないよ」と言いたいところですが、子どもが頑張ってやったことに否定的な言葉をかけたら嫌な気持ちになってしまいます。そんな時は「すこしだけ手伝うね」と軽く伝えて、ササっと気になる箇所を洗ってあげます。指摘してできるようにした方がいいのでは?とも言えますが、身体は毎日洗うので誰でもそのうち上達してできるようになるので、焦らなくても大丈夫。力がつけばシャワーヘッドも持てるようになり、手が長くなれば背中など届く場所も増えます。
子どもの成長と共に、一人で洗う姿をゆったり見守ってあげましょう。きっと今日は昨日より上手になっているので大丈夫です。
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