子どもが簡単にできる、はじめてのお手伝い!

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毎日できる簡単なお手伝い

お手伝いをしてもらうときは、ママやパパがしている動作を子どもが真似しやすい、簡単なことからはじめます。

例えば、テーブルの上をふきんで拭くお手伝いです。食事の前や後に拭いてもらいます。そうすることで食事をする場所をきれいにする習慣が身についていきます。慣れてきたら、ふきんを洗ってしぼるところまでお手伝いの範囲を拡げていきます。

初めはしっかりふきんをしぼれず水がたれていても、繰り返し練習していくうちにしっかりしぼれるようになることでしょう。上手に出来たことを子ども自身が確認できることも、お手伝いを教えるときのポイントです。

そして、お手伝いのあとは「助かったよ!ありがとう」の声かけをすると、子どもの達成感につながります。笑顔で声をかけると子どもがにこっと笑ってくれます。お互いに嬉しいお手伝いになることで、誰かのために何かをすることに喜びを感じるようになり、モチベーションアップにつながります。

自分のものをきれいにするお手伝い

子どもが小学生になったら試してほしいお手伝いは、アイロンがけです。自分が使うものは自分できれいにする、という気持ちを養うことができます。また、普段パパやママがきれいにしてくれていることを知る機会にもなります。

最初はハンカチなど簡単なものから教えていきます。ただ適当にアイロンをあてるのではなく、ハンカチの端から端まで形を整えながらかけることも徐々に教えていきます。そして、だんだん自分が使うものを自分できれいにアイロンがけすることにも挑戦してもらいます。

「きれいになると気持ちいいね!」「上手にできたね!」という声掛けをすると子どもが喜んでくれるので、自分も嬉しくなります。慣れてくると「きれいにアイロンをあてられた」と子どもが言葉にするようにもなります。子どもがアイロンで火傷をしないように、必ず近くで見守りながらお手伝いしてもらいます。

家族が使う場所でお手伝い

ある程度成長して、浴槽への出入りがひとりでできるようになった時期から教えたいのが、お風呂掃除のお手伝いです。最初は磨き残しがあるかもしれませんが、それを自分でさわって確かめることで、違いを理解できるようになります。お風呂掃除をはじめた当初は、自分で掃除した浴槽がざらざらすることがあるかも知れませんが、子ども自身もそれが気になるようであれば、次からはしっかり浴槽を磨いてくれるようになるでしょう。

この様に少しずつ身の回りの小さなことからお手伝いをしてもらうことで、子どもが学び成長していく様子を見ることができます。成長に合わせてお手伝いは変わりますが、小さい頃から大きくなっても「助かったよーありがとう!!」の声かけと笑顔は忘れずにしましょう。それがとっても嬉しい家族の時間になるはずです。

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